相続権の範囲と権利順位について 

相続人の範囲は、民法の888条から890条で定められていて、 死亡した人の配偶者(夫もしくは妻)は常に相続人となり、死亡した人に子供がいれば、その子供も相続人になります。もし、子供が先に死んでいたら、その子供の直系卑属(孫など)が相続人となります。これを代襲相続といいます。
死んだ人に、配偶者(夫もしくは妻)や子供・直系卑属(孫など)がいないと、死亡した人の直系尊属(父母や祖父母など)が相続人になります。
死んだ人に、配偶者・子供・直系卑属(孫など)・直系尊属(父母や祖父母など)がいないと、死亡した人の兄弟姉妹が相続人になります。
つまり、相続の権利順位は配偶者と子供が第1順位、直系尊属(父母や祖父母など)が第2順位、兄弟姉妹が第3順位となります。
相続放棄をした場合は、その人は初めから相続人でなかったものとされるので、孫には代襲相続はされません。
また、内縁関係の人は、配偶者ではないので相続権はありませんが、相続人が一人もいなくて相続財産が国庫になる場合は、特別縁故者(長年、亡くなった人の身の回りの介護をした人など)として相続を受け取る事ができる可能性(特別縁故者の相続財産分与の請求)がありますが、権利があるかないか決めるのは家庭裁判所です。

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